ねこのたまご

みっちゃんは幼稚園にかよう5才の女の子

家に帰るとすぐに飼い猫のねーねと遊ぶのが日課

その日も家につくなりねーねを見つけ飛びつこうとすると、、

ねーねに元気がない、、

いつもなら必至に逃げようとするのに、、

「駄目よ、みっちゃん、、、」

お母さんが言いました

「ねーね今度お母さんになるの、、だから当分は

今までみたいに飛びついたりしちゃ駄目よ」

「そっかぁ、ねーね、お母さんになるのかぁ、、

みっちゃん良い子にしてるから

ねーねも元気なたまご生むんだよ」

??

たまご??

「みっちゃん、、ねこはたまごから、、、、」

お母さんは言いかけて、言葉を止めました

その時がくれば分かるだろうと、、

さて、困ったのは猫のねーね

あれ?私はたまごから生まれてきたんだっけ??

確か違ったような、、、

そんな事はお構いなしのみっちゃんは

ねーねに毛布を持っていっては

「ねこっのた〜ま〜ごぉ♪ねこっのた〜ま〜ごぉ♪」

と陽気に歌ったり

「どんなたまごが生まれるんだろうなぁ、、」

「元気なたまご生むんだよ」

と毎日ねーねに話かけます

しまいには、幼稚園の友達をひきつれ

「今度うちのねーね、たまご生むんだよぉ」

「生まれたらみせたげるね!!」

それを聞いた友達も大はしゃぎ

「わたし、ねこのたまご見るの始めて!楽しみだなぁ」

こうなると、真剣に困ってしまったのは当猫のねーね

寝ても醒めても、たまご、たまご、たまご、、

このころには、もうすっかりたまごを生むんだと、、

そして歳月は流れ、遂にねーねの出産の日、、

たまごのように丸々とした仔猫がたくさん生まれたとか、、

たまご、たまごと浮かれていたみっちゃんはと言うと、、

「今度はちゃんとカラを捨てないでね、ママ」

まだ分かっていないようである